[東京 18日 ロイター] - 三菱自動車<7211.T>は、有資格者しか新車出荷前の完成検査の記録をできないようにするため、タブレット端末を活用した指紋認証を順次導入し、全工場で記録方法を統一する。益子修最高経営責任者(CEO)が18日、中期経営計画に関する会見で明らかにした。

日産自動車<7201.T>の工場で無資格者による完成検査が行われていた問題を受けた対応。三菱自は適正に完成検査が実施されていたことを確認しているが、一部の工場では、はんこを用いて記録していたため検査体制を強化する。日産では無資格者が有資格者の名前の入ったはんこを使用し、あたかも有資格者が検査したかのように見せかけていた不正が起きている。

国土交通省は他の自動車メーカーに対しても、日産のような不正がないかどうか確認して10月末をめどに報告するよう求めている。三菱自は日本で販売する車両を生産している工場をすべて調査し、16日に国交省へ問題がなかったことを報告した。

(白木真紀)