[18日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨バスケット<.DXY>に対し上昇し、5日連続の上げとなる勢い。米国債利回りの伸びがドル買いの材料になっている。ドル/円<JPY=>は112円台後半での取引。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。賃金の伸びが市場予想を上回ったことでイングランド銀行(英中央銀行)の利上げ観測が高まりポンドが下落したことが追い風となった。中型株で構成するFTSE250種<.FTMC>は0.64%上昇の2万263.1ポイントと終値の過去最高値をつけた。

中型株では、IT(情報技術)企業のソフトキャット<SCTS.L>が6.0%上昇。通期収益が増えたとの決算発表が好感された。

病院グループのスパイア・ヘルスケア<SPI.L>は8.6%上昇。パンミュア・ゴードンがヘルスケア株の投資判断を引き上げた。英国のヘルスケア部門が他と比べて振るわなかった主な理由はスパイアが9月中旬に19%値下がりしたためとし、今後は好調な時期に入るとの見通しを示した。

FT100種では金融株が最も好調だった。イングランド銀行が11月に利上げするとの見方が高まる中で、金融大手のHSBCホールディングス<HSBA.L>と保険大手のリーガル・アンド・ゼネラル(L&G)<LGEN.L>、同プルーデンシャル<PRU.L>は0.6%から1.1%上昇した。

資源大手リオ・ティント<RIO.L>は3.0%下落した。米証券取引委員会(SEC)が同社と、同社の元重役2人を詐欺行為で提訴した。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。企業の合併・買収(M&A)期待が相場を押し上げた。

スペインのインフラ企業アベルティス<ABE.MC>は7.0%上昇した。ドイツの建設会社ホッホティーフ<HOTG.DE>が201億ドルでアベルティスを買収すると提案した。買収合戦を繰り広げているイタリアの空港運営会社アトランティア<ATL.MI>による提示額を上回った。ホッホティーフは1.0%上昇。ホッホティーフ株の過半数を有するスペインの建設グループACS<ACS.MC>は5.2%高となった。一方アトランティアは1.2%下落した。

一方、決算発表が期待外れの内容だったフィンランドの通信企業エリーサ<ELISA.HE>とドイツの衣料ネット通販大手ザランド<ZALG.DE>は5.4%と3.8%それぞれ下落した。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券>米利上げ観測が高まり米国債利回りが急上昇するなか、ユーロ圏金融・債券市場でも域内の債券利回りが上がった。

償還年限を問わず、おおむね2━6bp上昇した。ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>は3bp上がって0.39%。

ニューヨーク連銀のダドリー総裁が、ドル下落や9月の失業率が2001年来の水準に改善し、金融政策引き締め継続の根拠になるとの認識を重ねて表明。これを受け、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp)上昇した。

市場は、米連邦準備理事会(FRB)の次期議長人事で、トランプ大統領がタカ派色が濃いとされるジョン・テイラー・スタンフォード大学教授に好印象を抱いている可能性も織り込む。

米国<US10YT=RR>とドイツの10年債利回り格差は194bp前後と、4カ月ぶりの高水準に迫った。

スペイン10年債利回り<ES10YT=TWEB>は7bp上昇して1.62%。アナリストらは、中央政府とカタルーニャ自治州の緊張が材料視されたと指摘する。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]