[北京 19日 ロイター] - 中国国家統計局が発表したデータを基にロイターが算出したところによると、9月の不動産販売(床面積ベース)は前年比1.5%減少し、2015年3月以来約2年半ぶりのマイナスとなった。住宅着工も伸びが大きく鈍化した。

不動産販売は、8月には4.3%増加、昨年9月は34%増加していた。

統計局のデータを基にロイターが算出した9月の新築着工(床面積ベース)は前年比1.4%増と、8月の同5.3%増から減速した。

ガベカル・ドラゴノミクスの不動産アナリスト、ロゼリア・ヤオ氏は「9月の不動産販売の減少はブームがピークを過ぎたことをはっきりと示している」とし、「第1、第2・四半期の終わりには大幅な回復がみられたが、販売戸数の急速な減少を踏まえると、今回は大きな回復は見込まれない」と述べた。

統計局データを基にロイターが算出した9月の中国不動産投資は前年比9.2%増加し、8月の7.8%増から加速した。ただアナリストは、不動産投資は販売のトレンドに最大で半年後れをとる傾向があると指摘した。

1─9月の不動産販売は前年比10.3%増加。1─8月の12.7%増から鈍化した。

1─9月の新築着工は前年比6.8%増加。1─8月の7.6%増から鈍化した。

1─9月の不動産投資は、前年比8.1%増加し、1─8月の7.9%増から伸びが加速した。

*内容を追加しました。