[東京 19日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比140円80銭高の2万1503円85銭となり、13日続伸した。取引時間中としては1996年10月21日以来の高値を付けた。米株高、為替の円安基調といった良好な外部環境を好感した買いが優勢となった。

日経平均がプラス圏で大引けとなれば、連続上昇日数として88年2月に記録した歴代2位の13連騰に並ぶ。

TOPIXは前日比0.52%高で午前の取引を終了した。東証1部の午前中の売買代金は1兆0948億円。 東証33業種のうち、下落したのは電気・ガスと石油・石炭の2業種のみ。一方、保険、不動産、金属製品が上昇率上位となった。

中国で経済指標の発表があった午前11時過ぎに日経平均は一段高となった。「中国の指標が出る前からフライング気味に上昇していたが、指標は全体的にみてしっかりした内容だった。無難通過となり安心感も広がった」(中堅証券)という。

中国国家統計局が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は市場予想と一致。1―9月固定資産投資がやや市場予想を下回ったものの、9月小売売上高や鉱工業生産は予想を上回った。

市場では「テクニカル的な過熱感への警戒はあるものの、それが顕在化するような具体的な話がない」(SMBCフレンド証券チーフストラテジストの松野利彦氏)との見方も示されている。

東証1部の騰落数は、値上がり1051銘柄に対し、値下がりが839銘柄、変わら ずが141銘柄だった。