[東京 19日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は13日続伸した。連続上昇日数としては1988年2月10日─同年2月27日以来、29年8カ月ぶりの連騰記録になる。前日の米国株市場で主要3指数が最高値を更新。為替は円安基調と良好な投資環境が続く中、リスク選好の資金が流入した。午前中に発表された中国の経済統計が底堅い内容だったことで、上げ幅が拡大。一時は節目の2万1500円を回復したが、後場は高値警戒感から利益確定売りも出て、上げ幅を縮小させる展開だった。終値は1996年10月18日以来21年ぶりの高値水準だった。

TOPIXは前日比0.31%高で取引を終了した。東証1部の売買代金は2兆4106億円だった。 業種別では、鉄鋼が上昇率トップ。保険、金属製品がこれに続いた。半面、石油・石炭製品、電気・ガス、水産・農林が下落率上位だった。市場では「高値圏ではウエート調整なども含めた国内投資家の売りが出たものの、一方で出遅れ銘柄を物色する動きもみられ全体は堅調を持続した。高値警戒感が強く積極的に上値を買う投資家は少ない」(東海東京証券・機関投資家営業部部長の静間康禎氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、信越化学工業<4063.T>が5日続伸し、上場来高値を更新した。19日付の日本経済新聞朝刊は、信越化学が世界2位のシェアを持つ「セルロース誘導体」を増産すると報じた。日独の工場に約200億円を投じ生産能力を10%以上高めるという。成長事業の拡大を材料視する買いが入った。半面、戸田建設<1860.T>が続落。前日に17年4─9月の営業利益予想を減益から一転、増益に上方修正したが、株価が高値圏で推移する中、材料出尽くしの形となり利益確定売りに押された。

東証1部の騰落数は、値上がり813銘柄に対し、値下がりが1096銘柄、変わらずが122銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      21448.52 +85.47

寄り付き    21450.04

安値/高値   21381.52─21503.85

TOPIX<.TOPX>

終値       1730.04 +5.40

寄り付き     1730.32

安値/高値    1725.96─1733.77

東証出来高(万株) 152038

東証売買代金(億円) 24106