[19日 ロイター] - <為替> ユーロは対ドルで約1週間ぶりの高値水準をつけた。米国債利回りが低下したほか、欧州中央銀行(ECB)が26日の理事会で、資産買い入れの縮小方針を示す公算が大きいとの見方が広がっている。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。軟調な第3・四半期決算が嫌気された英蘭系日用品大手ユニリーバ<ULVR.L>が売られ全体水準を押し下げた。

ユニリーバは5.5%下落した。第3・四半期決算が市場予想を下回った。ユニリーバは欧州の悪天候で夏季の売り上げが予想より鈍化したと指摘。アイスクリームの売り上げが特に落ち込んだとした。

前日に終値で過去最高値をつけた中型株で構成するFTSE250種<.FTMC>は0.63%反落した。第3・四半期決算が発表される中で投資家の中小株に対する買い意欲が弱まっている。

レンタルオフィスのIWG<IWG.L>は32.2%急落し、22カ月ぶりの安値となった。自然災害のほか、ロンドン市場での業績不振から、利益見通しを前回の2億1600万ポンドから、1億6000万-1億7000万ポンドへ引き下げた。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 反落して取引を終えた。スペインの中央政府とカタルーニャ州の対立が深まる中でリスク回避姿勢が強まった。第3・四半期決算も売り材料となった。

スペインの中央政府はカタルーニャ州に対し、19日までに独立宣言を撤回するように求めていた。プチデモン州首相は撤回の期限を無視した。これを受け中央政府のラホイ首相はカタルーニャ自治州の自治権停止の手続きを進める方針を明らかにした。

スペインのIBEX指数<.IBEX>は0.74%低下した。STOXX欧州600種銀行株指数<.SX7P>は0.79%低下。サクソ・バンクの首席トレーダー、ピエール・マーティン氏は「市場はリスク回避モードになっている」と述べた。

第3・四半期決算で売り上げが市場予想を下回ったフランスの広告大手ピュブリシス<PUBP.PA>は6.6%安だった。英蘭系日用品大手ユニリーバ<ULVR.L>は5.5%値を下げた。より小規模な競合他社に市場シェアを奪われる中で基礎的売上高が市場予想を下回った。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券>スペイン国債価格が一時下落。スペイン・カタルーニャ自治州が中央政府から求められていた独立宣言撤回の期限を無視したことを受け、中央政府が同州の自治権停止の手続きを進める方針を明らかにしたことが材料視された。

ただ、危機的な状況は回避できるとの見方が投資家の間に広がる中、スペイン債の地合いは間もなく改善し、その後は安定的に推移した。

カタルーニャ独立宣言撤回の期限を迎えた直後、スペイン10年債利回り<ES10YT=TWEB>は3ベーシスポイント(bp)上昇。ただ、その後は落ち着きを取り戻し、終盤時点では前日比横ばいの1.63%。

独10年債利回り<DE10YT=TWEB>は0.39%。一時0.37%まで低下する場面もあった。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]