「防腐剤フリー」の処方もマンダム独自の技術で開発

 ルシードの「防腐剤フリー」という特徴も、「余計なものは足さない」というコンセプトから生まれている。

 化粧品は、使用していくうちに、外から水が入ったり菌が混入したりして、中味が劣化することがある。乳液なら成分が分離したり、ひどいケースでは腐敗することも。

「品質の劣化を防ぐため、通常、化粧品には防腐剤が配合されています。ただし、防腐剤を入れずに腐敗を防ぐのは簡単ではありません」(橋本主任)。

 マンダムでは、防腐剤を使わずに腐敗を防ぐ、独自の技術を開発。ルシードにも、その技術が使われている。

新技術を投入した「クリーム」は濃密なうるおいが持続

 今秋の新製品、ルシード スキンケアシリーズの「トータルケアライン」は、年齢に伴って気になり始める肌の悩みを一本でケアできる商品だ。「ルシード 薬用 トータルケア化粧水 ※1」「ルシード 薬用 トータルケア乳液 ※2」「ルシード 薬用 トータルケアクリーム ※3」の3タイプ。いずれもミドル世代に老けた印象を与える“7つの肌悩み”(乾燥、シミ※4、乾燥小じわ※5、カミソリ負け※6、テカリ※7、くすみ※7、ハリのなさ)をケアする成分を配合している。

「ベタつかない」使用感は3タイプに共通しているが、それぞれに違いがある。

 「化粧水」は、みずみずしい肌に整えながら、スーっと角質層まで浸透するさっぱりとした使用感。「乳液」は、しっとりとした肌を保つ仕上がりだ。「クリーム」は、濃密なうるおいが持続する商品となっている。

※1 販売名:薬用ローション T ※2 販売名:薬用スキンミルク P ※3 薬用スキンクリーム N
※4 メラニンの生成を抑えシミを防ぐ ※5 乾燥による小じわを目立たなくする
※6 カミソリ負けを防ぐ ※7 テカリ・くすみの原因にもなるキメの乱れを整える 

これから乾燥が強くなるシーズンには「乳液」がおすすめ

 では、どれを選べばいいのか? 好みの使用感に合わせて選んでもらえばよいが、「何を使えばいいのかわからない」なら、これからの季節「乳液」がおすすめだ。

「ミドル男性は、肌のカサつきが気になりやすいため、肌になじみやすく、しっとりしたうるおいを与える乳液がおすすめです。化粧水のさっぱりとした使用感と、クリームの濃密なうるおいの中間にあり、最初の一本にはおすすめです。」とは橋本主任のアドバイス。

 暑い夏の季節にはさっぱりとした「化粧水」、少し涼しくなる秋にはしっとりとした「乳液」、肌の乾燥が更に気になる冬にはより濃密な「クリーム」と、季節ごとに使い分けてもいいだろう。

※1 販売名:薬用ローション T   ※2 販売名:薬用スキンミルク P  ※3 薬用スキンクリーム N

 スキンケア商品を使うときは、まず肌の汚れを落としてから。

「洗顔後の肌は、そのままにしておくと水分がどんどん失われていくため、乾燥を防ぐためには、朝晩の洗顔後のスキンケアが重要です。朝はさっぱりと化粧水、就寝前はしっとりと保湿する乳液やクリームという使い方もおすすめです。」(橋本主任)

 7つの肌悩みを一本でケアできるルシードの「トータルケアライン」。今秋の新製品は「ベタつかない使用感」「無香料・無着色」「防腐剤フリー」という3つの特徴を磨き上げ、マンダムの肌研究の成果を惜しみなく投入した集大成とも言える商品だ。

「何を使えばいいのかわからない」という初心者から、「さまざまなスキンケア商品を試してきた」という上級者まで、幅広い層に受け入れられる商品へと進化している。

 ベタつきをできる限り少なく。みずみずしいがさっぱりするマンダムがこだわり抜いた使用感をぜひ試してみてほしい。