[東京 20日 ロイター] - 世耕弘成経済産業相は20日、閣議後の会見で、神戸製鋼所<5406.T>に対し、データ改ざん問題に関する原因究明と再発防止策について、1カ月以内に報告するよう指示したことを明らかにした。

また、追加不正事案の有無について早急に調査を完了し、安全性の検証について2週間程度で分かったことを公表するよう指示したという。

同相は「迅速な安全性の検証が最優先されるべき」だと指摘、「民間企業同士の問題だが、国としても積極的に関与していきたい」と述べた。

そのうえで神戸製鋼の適切、迅速な対応を期待するとした。

同社だけでなく、日産自動車<7201.T>でも検査の不正が明らかになるなど、企業の不祥事が相次いでいることに関して「今後、原因究明が行われる中で、ガバナンスの問題なのか、経営陣の現場の掌握に問題があるのか明らかにして、産業界全体で共有し、二度と起こらないように取り組むことが重要」と語った。

(宮崎亜巳)