[ニューヨーク 20日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は20日、連邦準備理事会(FRB)が示している、緩やかに利上げを実施していくとのアプローチに異論はないとの立場を示した。ただ個人的には、利上げペースはFRBの予想中央値よりやや速めの方が適切であると考えているとも述べた。

同総裁は講演後に記者団に対し、「金利を緩やかに正常化していくとのFRBの政策に異論はない。このことは政策の道筋が上に傾いていることを示している」と述べた。ただ自身は他のFRB当局者よりも、米経済成長は力強くなると見込んでいるとも述べた。

また、長期金利が低水準にあること自体は懸念に当たらないとも指摘。失業率は今後やや低下するとの見方も示した。

メスター総裁は来年、連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を持つ。

金融政策を一定のルールに基づいて運営することについては、「たとえ一定のルールを選んでも、経済の構造を踏まえて、ルール自体を修正する必要がある」と発言。

「体系的であること、長期にわたって体系的にみている様々な指標を注視すること、政策の戦略を明確にすること、裁量を減らすことは、よいアイデアだと思う」と述べた。

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