[東京 23日 ロイター] - 正午のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の113.71/73円だった。株高への思惑や米長期金利の上昇などで114円前半に上昇したが、高値では利益確定の売りに押された。

朝方113.70─90円台で推移していたドルは、午前9時ごろにかけて114.10円まで上昇。7月11日以来3カ月超ぶりの高値をつけた。

衆院選で自民党が圧勝し、アベノミクスや日銀緩和が継続する可能性が高まったと受け止められている。現行路線維持への安心感から、市場が株高・円安で反応した。米国の税制改革期待で米10年債利回りが5月以降のレンジ上限である2.4%近辺に持ち上がってきたこともドルを支援した。

ただ、114円台は久々の水準ということもあり、利益確定や輸出企業のドル売り/円買いが入りやすく、正午にかけて113円後半に押し戻された。

日経平均はきょう上昇して取引を終えれば15連騰となり、過去最長の連続上昇記録を更新する。午後も株高が維持されれば、ドル/円の支えとなりそうだ。

ただ、衆院選が材料視される時間は短いとの指摘もある。市場の関心は、米連邦準備理事会(FRB)議長の後任人事や、26日の欧州中央銀行(ECB)理事会に向かいそうだ。