[パリ 23日 ロイター] - 欧州航空大手エールフランスKLM<AIRF.PA>は23日、KLMの操縦士と客室乗務員でつくる労働組合との間で、新たな年金制度の導入で合意した。第3・四半期決算に3億1100万ユーロ(3億6600万ドル)の影響があるという。

この合意を受け、KLMの年金制度は確定拠出年金に移行する。

KLMは、一時金として1億9400万ユーロを年金基金に支払うという。

KLMの労組は2016年、年金に関する要求が通らない場合には法的手段も辞さない構えを示していた。

発表を受け、エールフランスKLM株は序盤の取引で1%超上伸して推移している。

アナリストらは合意を歓迎。証券会社リベラムのアナリストは「今回の合意により、制度に対する将来的な赤字穴埋めのリスクがなくなる」と評価した。ただ投資判断は「売り」で据え置いた。

エールフランスKLM株はコスト削減の進展や航空券価格の明るい見通しを背景に年初来で150%近く急伸している。

*内容を追加します。