[東京 24日 ロイター] - 世耕弘成経済産業相は24日、閣議後の記者会見で、神戸製鋼所<5406.T>の子会社が日本工業規格(JIS)の認証機関から再審査を受けたことに関連して、神戸製鋼の他工場への再審査の検討を認証機関に指示したと明らかにした。

神戸製鋼は今月20日、子会社のコベルコマテリアル鋼管(KMCT社)の秦野工場(神奈川県秦野市)で、JIS認証機関である日本品質保証機構(JQA)の審査を受けたことを明らかにした。

世耕経産相は「JQAの再審査の結果を注視したい」と述べたうえで、「認証機関に対して、同社(神戸製鋼)の他工場への再審査を検討するよう指示した」と述べた。

経産省によると、JISの認証を受けている工場は、秦野工場を含めて国内外で20カ所。「日本品質保証機構」と「日本検査キューエイ(JICQA)」という2つの認証機関が担当している。

神戸製鋼による製品の性能データ改ざん問題のほか、日産自動車<7201.T>では無資格者による車両検査問題が発覚したことで、日本の製造業への不信感が海外に広がっているとの質問に対し世耕氏は、「今回は個別の会社の特異な問題。他の企業、他の現場に広がらないようにしていく」などと話した。

*内容を追加しました。

(浜田健太郎 清水律子)