[ロンドン 24日 ロイター] - IHSマークイットが発表した10月のユーロ購買担当者景気指数(PMI)速報値は55.9と、予想の56.5を下回った。

前月の56.7から低下したが、景況改善・悪化の分かれ目となる50は依然として大幅に上回っている。企業の値上げペースも、過去6年余りで最高となった。

IHSマークイットのアソシエート・ディレクター、アンドリュー・ハーカー氏は「引き続きすべてが非常に順調だ」と指摘。「フランスとドイツがけん引役となっている。両国以外は、拡大ペースがやや鈍ったが、それでも依然堅調だ」と述べた。

同氏によると、このペースを維持すれば、第4・四半期の経済成長率は0.6─0.7%となる見通し。ロイター調査の予想は0.5%。

産出価格指数は53.3と、2011年6月以来の高水準。前月は52.7だった。

10月のユーロ圏サービス部門PMI速報値は54.9で、予想の55.6を下回った。前月は55.8だった。ただ、雇用指数は54.3と、2008年初め以降で2番目の高水準を記録しており、今後、指数が上向く可能性がある。

10月のユーロ圏製造業PMI速報値は58.6と、2011年2月以来の高水準。前月は58.1、予想は57.8だった。

製造業の生産指数は58.7で、前月の59.2から低下。新規受注指数は58.7で、前月の58.5から上昇。6月に記録した約6年ぶりの高水準に並んだ。