[ニューヨーク 24日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場は、ドルが対主要6通貨バスケットで底堅く推移した。米連邦準備理事会(FRB)の次期議長人事を巡り、共和党の有力上院議員の間ではテイラー・スタンフォード大学教授への支持が優勢と伝えられた。

テイラー氏が就任すれば、金融引き締めを加速するとみられている。

一方、トランプ政権の税制改革実現への期待感は後退。CNBCが共和党のマコネル上院院内総務の側近の話として、党内の上院議員3人が党の税制改革案を支持しない可能性があると伝えたことが影響している。

終盤の取引で、ドル指数<.DXY>はほぼ横ばいの93.934。一時93.682まで下げたが持ち直した。

衆院選の結果を受け、ドル/円<JPY=>は3カ月ぶりの高値付近で推移した。直近で0.4%高の113.90円。

ユーロは対ドル<EUR=>で0.1%高の1.1761ドル。対円<EURJPY=>では0.5%高の133.96円。26日の欧州中央銀行(ECB)理事会では、ユーロ圏経済の成長回復を受けて、ECBが金融緩和の段階的な解除を示唆するとみられている。

主要通貨の中で値動きが目立ったのはニュージーランド(NZ)ドル。労働党が主導する次期連立政権は、NZ準備銀行(中央銀行)の責務に雇用の最大化を加え、インフレと雇用の2つを目標とするよう中央銀行法を改正する方針を示した。また、外資や移民への規制も打ち出したことから、好調なNZ経済に悪影響が及ぶ可能性が懸念されている。NZドル<NZD=D4>は一時5カ月ぶり安値に沈み、終盤で0.9%安の0.6903米ドル。

*表のレートを更新し内容を追加しました。

ドル/円 NY終値 113.89/113.91

始値 113.73

高値 114.00

安値 113.56

ユーロ/ドル NY終値 1.1759/1.1763

始値 1.1757

高値 1.1792

安値 1.1753