[ニューヨ-ク 24日 ロイター] - 米国株式市場は反発。ダウ工業株30種は1日として過去1カ月余りで最も大幅な上昇率となり、最高値を更新した。スリーエム(3M)やキャタピラーなどの決算や業績見通しが予想を上回り、景気に対し楽観的な見方が広がった。

S&P総合500とナスダック総合は小幅上昇した。

3M<MMM.N>は5.9%、キャタピラー<CAT.N>は5%、それぞれ上昇し、ダウを押し上げた。S&P工業指数<.SPLRCI>も日中の最高値を付けた。

CFRAリサーチの投資ストラテジスト、リンゼー・ベル氏は「鉱業セクターの堅調な決算や業績見通し引き上げは心強い」と述べ、ここ2日間の一部決算は国内経済の強さを示しているとの見方を示した。

米連邦準備理事会(FRB)の次期議長人事を巡り、トランプ大統領が共和党上院議員に意見を求めたところ、スタンフォード大学のテイラー氏への支持が多かった可能性があると報じられたことを受け、株価は終盤に上げ幅を縮小した。

共和党のフレーク上院議員がトランプ大統領の政権運営手法を批判し、来年の中間選挙で立候補しない考えを表明し、大統領と共和党議員の間の緊張が浮き彫りになったことも、終盤に市場のムードを悪化させた。

ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>は約3%高。第3・四半期決算で欧州事業売却に関連する費用計上前の税引き前利益が予想を上回り、通年の業績見通しを確認したことなどを好感した。

マクドナルド<MCD.N>も好決算を受けて0.3%上昇した。

一方、バイオジェン<BIIB.O>は3.9%安。脊髄性筋萎縮症治療薬「スピンラザ」の米売上高が失望を誘った。

ワールプール<WHR.N>も10.5%急落。第3・四半期の利益と売上高が市場予想を下回り、通年の利益見通しを下方修正したことが嫌気された。

ニューヨーク証券取引所の騰落銘柄数は、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回り、比率は1.16対1だった。ナスダックも1.03対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は約62億株で、直近20営業日平均の59億株を上回った。

*内容を追加しました。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 23441.76 +167.80 +0.72 23346.78 23485.25 23343.23 <.DJI>

前営業日終値 23273.96

ナスダック総合 6598.43 +11.60 +0.18 6598.61 6611.90 6582.06 <.IXIC>

前営業日終値 6586.83

S&P総合500種 2569.13 +4.15 +0.16 2568.66 2572.18 2565.58 <.SPX>

前営業日終値 2564.98

ダウ輸送株20種 9951.51 +12.12 +0.12 <.DJT>

ダウ公共株15種 749.37 -0.18 -0.02 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1245.38 +8.24 +0.67 <.SOX>

VIX指数 11.16 +0.09 +0.81 <.VIX>

S&P一般消費財 724.01 +2.00 +0.28 <.SPLRCD>

S&P素材 369.38 +2.18 +0.59 <.SPLRCM>

S&P工業 618.26 +3.29 +0.54 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 552.68 -1.87 -0.34 <.SPLRCS>

S&P金融 444.71 +3.28 +0.74 <.SPSY>

S&P不動産 200.00 -1.26 -0.63 <.SPLRCREC>

S&Pエネルギー 500.67 +1.35 +0.27 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 961.36 -6.50 -0.67 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 152.33 -0.94 -0.61 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1056.78 +3.76 +0.36 <.SPLRCT>

S&P公益事業 278.69 +0.22 +0.08 <.SPLRCU>

NYSE出来高 7.77億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 21930 + 120 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物12月限 円建て 21905 + 95 大阪比 <0#NIY:>