[ワシントン 24日 ロイター] - トランプ米大統領は24日、与党・共和党の有力上院議員と昼食をともにして米連邦準備理事会(FRB)の次期議長人事に関する意見を聴取した。出席議員が明らかにした。

ジョン・コーニン上院院内幹事は記者団に「大統領は近く決断すると話した」と説明したが、最も支持を集めた候補は誰かについては言及を避けた。

ただ関係筋によると、トランプ大統領は昼食会で、スタンフォード大学のジョン・テイラー教授とジェローム・パウエルFRB理事のどちらが次期議長に望ましいか、議員に意見を聞き、テイラー氏を支持する議員の方が多かったもよう。

また、トランプ氏はイエレンFRB議長の再任を検討しているとも語ったという。

トランプ氏は22日のフォックス・ビジネス・ネットワークのインタビューでは、パウエル理事とテイラー氏を指名の最有力候補に考えているとしながらも、イエレン議長も好ましいとの見方を示していた。

ジョン・ケネディ上院議員は、昼食会ではどの候補が一番支持されたのかとの質問には覚えていないと答えた上で、いくつかの候補に何人かが挙手する形が続いたものの、誰も票数を数えていなかったと思うと付け加えた。

一方、ブルームバーグによると、ティム・スコット上院議員はテイラー氏が最も支持を得たと語り、これを受けて米国債利回りが上昇するとともに株価の上値が抑えられた。

同議員は「トランプ大統領は(イエレン議長と)非常に素晴らしい会合を持ったと述べた。だが、私には大統領の選択は分からないし、誰もそれを尋ねる立場にない」と語った。

次期議長に指名された人物が正式に就任するには、上院の承認が必要となる。