[東京 25日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比25円61銭高の2万1830円78銭となり、小幅ながら17日続伸した。前日の米ダウ<.DJI>が最高値を更新するなど良好な外部環境を追い風に買いが優勢となり、取引時間中の年初来高値を連日で更新した。連騰への警戒感から利益確定売りが広がり、一時下げに転じる場面があったが、前引けにかけて切り返すなど下値の堅い展開だった。

日経平均がこのままプラス圏で取引を終えれば、連続上昇日数の最長記録をさらに伸ばすこととなる。TOPIXも小幅ながら13日続伸。業種別では銀行など金融セクターが上昇率上位に入った。半面、医薬品などディフェンシブ関連が下落している。

前場の東証1部の売買代金は1兆6044億円に膨らんでいる。リスク許容度が拡大した海外投資家の資金流入期待が継続し、全体相場を支援した。米キャタピラー<CAT.N>の決算発表後の株価上昇を受け、コマツ<6301.T>など国内建機株が軒並み高となった。米長期金利の上昇を背景にメガバンクもしっかり。前日に業績予想を上方修正したキヤノン<7751.T>も堅調だった。

フィリップ証券リサーチ部長の庵原浩樹氏は「国内企業の決算は利益とともにトップラインの伸びが確認され、本格的な業績拡大の期待が高まっている。世界的に良好なファンダメンタルズと物価・賃金の伸びの鈍さが、株式市場の追い風につながっている」と分析する。

東証1部の騰落数は、値上がり859銘柄に対し、値下がりが1072銘柄、変わらずが101銘柄だった。

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