直接書き始めると、それは必ずムダになります。表現が複雑すぎたり、論理的でなかったり、内容が重複したりと、読み返せば散々なものになってしまいます。

 これまで、上司の立場で新入社員や若手の英文をどれだけ見てきたかわかりませんが、不明瞭な文章を書いている原因はいつでも同じです。

 当人にその文章の意図を尋ねると、長々と説明してくれますが、日本語で説明する内容からしてまったくまとまっていません。「だいたいこんなこと」という感覚で書き始めても書けるわけがないのです。

「箇条書きから始める」

 これを、へーと思うだけなのか、まじめに繰り返して習慣にしていくのかで、英語で仕事をする力に大きな違いが出てきます。まずはやってみてください。

文章は見た目が大切
レイアウトを変えるだけで相手に伝わるようになる

 英語の文章は「見た目」の体裁を整えることで、内容が劇的に伝わりやすくなります。

「見た目」とはページのレイアウトのことで、次の2点を押さえれば、伝わりやすい文章になります。

 ①段落を意味のある塊で区切ること(種類の異なる話や途中から違う情報を伝えるようなときには、パラグラフを新しくする)。

 ②同じレベルの情報は並べて箇条書きにすること。

 たったこれだけの工夫でたいていうまくいきます。