ハーバード・ビジネス・レビューに掲載された数多の論文から、グローバル・リーダーに必須の知識を授ける論文を厳選。年内限定の特別企画として、10本の論文をPDF版で順次公開していきます。

最終回の第4弾は、グローバル企業を顧客にする際のフレームワーク「グローバルB2Bマネジメント」、世界標準のガバナンス規範を示す「GBSC:企業行動規範の世界標準」、HBR流のケース・スタディで学ぶ「グローバル戦略とローカル戦略をいかに両立させるか」の3論文です。

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4つの基準と3つのアプローチで成功率を高める
グローバルB2Bマネジメント
ジョージ S. イップ(ロンドン・ビジネススクール 教授)
オードリー J. M. ビンク(アクスブリッジ・カレッジ マーケティング・コミュニケーション学部長)
(2007年12月号掲載)

新興国市場の台頭によって、グローバル化に拍車がかかっている。その結果、多国籍企業やグローバル化に意欲的な企業を顧客に抱える企業は、彼らのグローバル・ニーズを満たすために新たな能力を育成しなければならない。その能力こそ「グローバル・アカウント・マネジメント」(GAM)である。多くのサプライヤーはその対応に四苦八苦しているが、正しく導入できれば、さらなる成長が望める戦略的ツールである。本稿では、ヒューレット・パッカードやユニリーバ、IBMなど、GAMのベスト・プラクティスを引きながら、事前に検討すべき4つの基準と3つのアプローチを紹介する。

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8つの基本原則を検証せよ
GBSC:企業行動規範の世界標準
リン・ペイン(ハーバード・ビジネススクール 教授)
ロヒト・デシュパンデ(ハーバード・ビジネススクール 教授)
ジョシュア D. マーゴリス(ハーバード・ビジネススクール 准教授)
キム・エリック・ベッチャー(元ハーバード・ビジネススクール リサーチ・アソシエート)
(2006年 3月号掲載)

いまや現代企業は、利益を追求するだけの経済機関を超えて、さまざまなステークホルダーの利益に配慮する社会機関へと変わっている。しかし、法を逸脱した行為、倫理にもとる行為が後を絶たない。このような状況から、国際機関や各国政府、市場監督機関や各種団体が企業のあるべき姿を示した行動規範を次々に発表している。そこで筆者たちは、これらの行動規範23種類を分析し、その共通点と相違点を洗い出し、「グローバル・ビジネス・ガイドライン」(GBSC)という独自の行動規範を作成した。

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ブランド構築における効率性と多様性の相克
グローバル戦略とローカル戦略をいかに両立させるか
ピーター M. トンプソン(ペプシコ・ビバレッジ・インターナショナル 社長兼CEO)
ジェニファー L. アーカー(スタンフォード大学 経営大学院 助教授)
ハリウッシュ・マンワニ(ユニリーバ ホーム・アンド・パーソナルケア部門 ラテンアメリカ地区担当社長)ほか
[ケース・ライター]アナンド P. ラマン(HBR シニア・エディター)
(2003年 10月号掲載)

世界的な化粧品メーカーであるエスポワールは、大ヒット映画の続編とタイアップした新たなグローバル・ブランド戦略を計画している。しかし、ローカル・マネジャーたちは、そのような本社の考え方に否定的である。計画の立案者であるナターシャ・シンは、いかにしてグローバルとローカルの相克を克服すべきか。

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■第1弾、第2弾、第3弾の7論文も、併せて公開中です。

「地球市場は同質化へ向かう」
セオドア・レビット(ハーバード・ビジネス・スクール名誉教授)
(1983年9月号掲載)

「トリプルAのグローバル戦略」
パンカジュ・ゲマワット(ハーバード・ビジネス・スクール教授)
(2007年6月号掲載)

「世界で通用する人材の条件」
マンスール・ジャビダン(サンダーバード国際経営大学院名誉教授)
メアリー・ティーガーデン(サンダーバード国際経営大学院教授)
デイビッド・ボーエン(サンダーバード国際経営大学院教授)
(2011年3月号掲載)

「リンカーンの智恵」
ロバート D. ホーマッツ(ゴールドマン・サックス副会長)
(2003年11月号掲載)

「スマート・パワー」
ジョセフ S. ナイ, Jr.(ハーバード大学ジョン・F・ケネディ行政大学院教授)
(2009年2月号掲載)

新興国市場に適応する条件
パンカジュ・ゲマワット(ハーバード・ビジネス・スクール教授)
(2011年5月号掲載)

グローバル・ブランドの真実
ダグラスB. ホルト(オックスフォード大学サイード・ビジネス・スクール教授)
ジョンA.クウェルチ(ハーバード・ビジネス・スクール教授)
アールL. テイラー(マーケティング・サイエンス・インスティテュート CMO)
(2004年11月号掲載)

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