<外為市場>

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の113円後半。欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表を控え、調整主体の取引。午後は米金利をにらんで上下動した。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は小反発した。前日の米国株安を受けて安寄りしたものの、足元の好調な企業業績を評価する買いでプラスに転じた。押し目待ちの投資家による出遅れ株物色なども相場を支えた。一時は86円高まで上げ幅を拡大したが、前日に通期業績予想の上方修正を発表したファナックが伸び悩むと、日経平均も上値が重くなった。ECB理事会を控え、後場は利益確定売りも目立ったが、大引けはプラス圏を維持した。

東証1部騰落数は、値上がり1096銘柄に対し、値下がりが827銘柄、変わらずが109銘柄だった。

<短期金融市場> 17時09分現在

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.041%と、前日(マイナス0.041%)と並んだ。落ち着いた取引となり、マイナス0.035─マイナス0.050%付近を中心に取引された。ユーロ円3カ月金利先物は弱含み。

新発3カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果で、最高落札利回りはマイナス0.1898%、平均落札利回りはマイナス0.1961%と前回(最高:マイナス0.1861%、平均:マイナス0.1924%)に比べて低下した。最高落札利回りは3月23日以来、約7カ月ぶり低水準。海外勢主体に強い需要が示された。

<円債市場> 

国債先物中心限月12月限は前日比3銭高の150円38銭と小反発で引けた。米連邦準備理事会(FRB)の次期議長人事の行方やECB理事会の政策決定を見極めたいとして、朝方から前日終値付近で方向感に欠く動き。午後に発表された新発2年債入札結果が順調となると、一時上げ幅を広げた。現物市場は2年債入札をこなした中期ゾーンがしっかり。入札で在庫を確保できなかった証券などからショートカバーが入った。一方、超長期ゾーンには利益確定売りが観測されたが、金利上昇は限られた。10年最長期国債利回り(長期金利)は同変わらずの0.065%。