[26日 ロイター] - <為替> ユーロ/ドル<EUR=>が下落し、1カ月ぶりの大幅な値下がりとなる勢い。欧州中央銀行(ECB)が債券買い入れプログラムの規模を縮小した上で年明け以降も継続すると決めたことが材料となった。ユーロ/円<EURJPY=>は0.7%安の133.41円。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。10月の英小売売上高指数が2009年以来の低水準に落ち込んだことでポンドが下落。ドルで収益を上げる企業の追い風となった。

外貨で収益を上げる消費関連株が買われた。ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)<BATS.L>と日用品のユニリーバ<ULVR.L>がFT100種の最大の押し上げ要因だった。

銀行大手バークレイズ<BARC.L>は7.4%下落し、今年の最安値をつけた。投資銀行部門が振るわず、第3・四半期利益が市場予想を下回った。バークレイズはFT100種の銀行株で今年最も不調だ。年明けから18.6%安となっている。

製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)<GSK.L>は3.4%下落した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が決まった国民投票以来の安値に落ち込んだ。クレディスイスが目標株価を引き下げたことが嫌気された。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)が債券買い入れプログラムを、規模を縮小した上で少なくとも2018年9月まで続けると述べたことでユーロが下落し、ドルで収益を上げる企業の追い風となった。

また、スペイン・カタルーニャ州の独立を巡る政治的混乱の打開策が見出せるとの期待でスペインのIBEX指数<.IBEX>は1.92%上昇した。

決算も材料視された。欧州の半導体大手STマイクロエレクトロニクス<STM.PA>は11.7%値上がり。通期見通しを引き上げたことが好感された。

フィンランドの通信機器大手ノキア<NOKIA.HE>は17.5%下落し、STOXX欧州600種指数<.STOXX>で最も大幅に落ち込んだ。第3・四半期利益が市場予想を下回った。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券>国債利回りが低下した。欧州中央銀行(ECB)はこの日の理事会で量的緩和策の縮小を決定。債券買い入れ規模を来年1月から半減させるものの、購入期間を同年9月末まで継続することを決めた。

ECBの決定を受け、ユーロ圏債利回りは総じて4-9ベーシスポイント(bp)低下。指標となる独10年債利回り<DE10YT=TWEB>は5bp低下し、0.43%。

10年物の独・イタリア債<IT10YT=TWEB>の利回り格差も縮小し、2カ月半ぶりの低水準をつけた。

スペイン10年債利回り<ES10YT=TWEB>は大幅に低下した。ECBの決定に加え、カタルーニャ自治州を巡る情勢も材料視された。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]