[26日 ロイター] - 米マイクロソフト<MSFT.O>が発表した第1・四半期(9月30日まで)決算は利益が市場予想を上回った。企業向けクラウド・コンピューティング・サービスの需要増加に加え、売り上げが最大のパーソナル・コンピューティング事業が持ち直したことが要因。

決算発表を受け、マイクロソフト株は引け後の取引で4%近く上昇した。

純利益は65億8000万ドル(1株当たり0.84ドル)と、前年同期の56億7000万ドル(同0.72ドル)から増加。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想平均は1株当たり0.72ドルだった。

売上高は12%増の245億4000万ドル。

マイクロソフトはナデラ最高経営責任者(CEO)の下、PC需要の低迷を補うべく、急速に市場が拡大しているクラウド関連事業に注力している。

クラウドプラットホーム「アジュール」を含むクラウド部門の第1・四半期売上高は14%近く増えて69億2000万ドル。ファクトセットのまとめたアナリスト予想の67億ドルを上回った。

アジュール事業の増収率は90%。前四半期は97%だった。

マイクロソフトの「アジュール」はネット通販大手アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のほか、アルファベット<GOOGL.O>傘下のグーグル、IBM<IBM.N>、オラクル<ORCL.N>などが提供するサービスと競合する。

アジュール事業の好調により、マイクロソフトのクラウド関連事業の利益率は57%に改善した。

パーソナル・コンピューティング部門の売上高は0.2%減の93億8000万ドルだったが、アナリスト予想の88億1000万ドルを大きく上回った。同部門は基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」やゲーム機「Xbox」、インターネット検索広告、「サーフェス」製品などを取り扱う。