ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
「ロス婚」漂流記~なぜ結婚に夢も希望も持てないのか?

「月3万円じゃ少な過ぎる」と鬼の仕分けに悲鳴続出!
家庭の緊縮財政に悩む“ロス婚夫”の哀しき小遣い事情

宮崎智之 [フリーライター]
【第18回】 2011年11月7日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 長引く不況に円高の波が押し寄せ、先行きの不透明感がますます増している日本経済。年金支給開始年齢の引き上げやタバコ増税などが議論されるなど、「体感不況」は日々に増すばかりだ。

 当然、「お小遣い」を減らされたお父様方も多いだろう。給料が上がらず出費だけが増える現状では、致し方ない部分もあるが、家計での「緊縮財政」は懐だけではなく心までも冷やしてしまう。

 子どもの教育費、住宅ローン、もしものための生命保険……。とにかく結婚するとおカネがかかる。そんななか、「小遣いの増額を求めるのは気が引ける」という男性も多いかもしれない。しかし、あまりに小遣いが少ないと、仕事のモチベーションも上がらないというものだ。

 今回は、そんな悩ましい「ロス婚」時代の小遣い事情がテーマ。早速、小遣いを巡る夫婦の悲喜こもごもを見ていこう。

微塵の容赦もない妻による「緊縮財政」
赤裸々に語られる夫の厳しい小遣い事情

 世の男性諸氏はどれくらい小遣いをもらっているのか。ソフトブレーン・フィールドの調査によると、夫の小遣いの金額は3万円以下が54%で最多。20代になると3万円以下が81%に及び、厳しい家計事情がうかがえる。

 もちろん、職場に弁当を持参するなど節約をしている家庭もあるが、小遣いのなかから昼食代や交遊費、タバコ代などを捻出している夫も多く、実際にはカツカツでやり繰りしているケースが大半のようだ。

 同調査のアンケートに寄せられた妻からのコメントを読むと、さらに厳しい現状が浮き彫りになる。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

宮崎智之 [フリーライター]

フリーライター。1982年3月生まれ。地域紙記者を経て、編集プロダクション「プレスラボ」に勤務後、独立。男女問題や社会問題、インターネット、カルチャーなどについて執筆。
ツイッターは@miyazakid
 

 


「ロス婚」漂流記~なぜ結婚に夢も希望も持てないのか?

日本は「結婚受難」の時代に突入した。街やオフィスには、「出会いがない」と焦る独身者や「結婚に疲れ果てた」と嘆く既婚者が溢れている。一昔前の日本人なら誰しも得られた「結婚」という当たり前の幸せを、得ることができない。夢や希望を失った「ロス婚」(ロスコン)な人々が増殖する背景には、いったい何があるのか? 婚活や結婚生活に悩みを抱える人々の姿を通じて、「日本人の結婚」をいま一度問い直してみよう。

「「ロス婚」漂流記~なぜ結婚に夢も希望も持てないのか?」

⇒バックナンバー一覧