[東京 27日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比203円46銭高の2万1943円24銭となり大幅続伸。25日に付けた取引時間中の年初来高値を更新した。欧州中央銀行(ECB)理事会が穏やかな資産買い入れ額の縮小プランを示したことで、前日の欧米株が上昇。リスク選好の海外マネーが日本株にも流入した。アマゾン<AMZN.O>、アルファベット<GOOGL.O>など米大手テクノロジー企業の好決算が伝わっていることや、為替が114円台前半の円安に傾いたことも支援材料になった。

TOPIXも続伸して午前の取引を終了。前場の東証1部の売買代金は1兆5044億円と膨らんだ。セクター別では銀行が上昇率トップ。情報・通信、繊維がこれに続いた。半面、電気・ガス、空運は軟調だった。市場では「海外勢は出遅れ銘柄を探して資金を循環させている。ただ、足の速い資金も多い。いったん目先の天井を付けてもおかしくない」(東海東京証券・機関投資家営業部部長の静間康禎氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は、値上がり1447銘柄に対し、値下がりが478銘柄、変わらずが104銘柄だった。