[東京 27日 ロイター] - 石井啓一国土交通相は27日の閣議後会見で、国内自動車メーカーで相次いで無資格者による完成車検査が発覚していることを受け、「完成検査を確実に実施するため、見直す点がないか検討していきたい」と述べ、検査制度の見直しを検討する考えをあらためて示した。

国内自動車メーカーでは、日産自動車 <7201.T>に続き、SUBARU<7270.T>でも資格のない従業員が新車出荷前の完成検査を行っていたことが判明している。

石井国交相はSUBARUからの報告について「法令解釈等に関する問い合わせを受けていたと聞いているが、いまだ正式な報告は受けていない」と説明。その上で、自動車各社の報告が揃った段階で内容を公表する意向をあらためて示した。

国交省は9月29日、国内自動車メーカーなどに対し、同様の問題がないか1カ月以内に報告するよう指示している。

一方、神戸製鋼所<5406.T>の大安工場(三重県いなべ市)に立ち入り検査を行ったことに関しては「立入り検査の際に追加で確認を求めた点もあるので、結果についてはそれらを踏まえ整理していきたい」と述べるにとどめた。

(志田義寧)