[27日 ロイター] - <為替> ユーロ/ドル<EUR=>が0.5%安の1.1590ドル。週間では11カ月ぶりの大幅な下げとなる勢い。カタルーニャ自治州の州議会はスペインからの独立を宣言した。

<ロンドン株式市場> 続伸。ポンド安が追い風となったほか、好決算を発表した銀行大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>が買われた。

翌週見込まれるイングランド銀行(英中央銀行)による利上げをきっかけに、一連の利上げが続くことに懐疑的な見方が出る中でポンドがドルに対して3週間ぶりの安値をつけた。ドルで収益を上げる銘柄が多いFT100種を押し上げた。

RBSは1.7%上昇。第3・四半期利益が市場予想を上回ったほか、自己資本比率が改善したことが好感された。

一方、ブリティッシュエアウェイズを傘下に持つインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)<ICAG.L>は6.9%下落し、FT100種で最も大幅に落ち込んだ。第3・四半期の利益と収益は底堅かったものの、乗客数の伸びが軟調だった。

<欧州株式市場> 総じて続伸。こうした中、スペイン東部カタルーニャ自治州の州議会が「独立宣言」を可決したことで、スペイン株は下落した。

スペインのIBEX指数<.IBEX>は1.45%低下した。中央政府がカタルーニャ州の自治権を一部停止する準備をする中、同州の独立宣言は効果がないとみられるが、この日の動きで同国の政治状況は危険な領域に達した。

一方DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は0.41%上昇し、2015年8月以来の高水準をつけた。9週連続で伸びた。

ドイツのクセトラDAX指数<.GDAXI>は0.64%上昇し、過去最高値をつけた。個別銘柄では自動車大手フォルクスワーゲン(VW)<VOWG_p.DE>が4.5%高と、DAX指数を押し上げた。好決算が好感された。

テクノロジー株指数<.SX8P>は1.17%上昇し、2002年1月以来の高水準となった。米アルファベットや米マイクロソフト、米アマゾンが好調な決算を発表したことが材料視された。

<ユーロ圏債券> スペイン北東部のカタルーニャ自治州が独立を宣言したこと受け、スペインの国債が株式とともに大きく売り込まれた。

前日の欧州中央銀行(ECB)理事会の決定を受け大半のユーロ圏国債の利回りが低下するなか、スペイン10年債<ES10YT=TWEB>利回りは2ベーシスポイント(bp)上昇の1.58%。スペイン10年債と独10年債との利回り格差は8bp拡大し120bpとなっている。

独10年債<DE10YT=TWEB>利回りは6bp低下の0.38%。他の大半のユーロ圏国債利回りも5─7bp低下している。