[シカゴ 27日 ロイター] - 米ファストフード大手マクドナルド<MCD.N>は27日、食肉供給業者に対し、鶏の飼育・処理に関する新たな基準の順守を義務付けることを明らかにした。

動物保護団体はマクドナルドの基準改定について、同業大手バーガーキングやサンドイッチチェーンのサブウェイの基準には及ばず、主な懸念事項である促成飼育の問題に対処していないと指摘した。

マクドナルドの新基準では、米食肉加工大手タイソン・フーズや穀物商社大手カーギルなどの供給業者に対し、鶏舎の十分な採光の確保や止まり木の設置など、飼育環境の改善策について2024年までの順守を義務付ける。

一部消費者の間では近年、食品チェーンにおける動物の扱いが重要な問題になってきている。背景には、複数の動物愛護団体が、米国の施設などでの動物虐待の様子を記録した動画を公開したこともある。

マクドナルドは既に、抗生物質入り飼料で育てられた鶏については、米国店舗での仕入れを停止している。 これらの変更は一般的に生産者のコスト増加につながるが、マクドナルドは新基準導入に伴うメニューの値上げはないと表明した。

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