文武両道の実践で、現代版“知・仁・勇”を 備えたリーダーを育成する

成城中学校・成城高等学校

文武両道の実践で、現代版“知・仁・勇”を
備えたリーダーを育成する

著者・コラム紹介

2015年に創立130周年を迎えた伝統校。教育理念は「知・仁・勇」を備えた人間力の高いリーダーを育成すること。新校舎の竣工に加え、グローバル時代を見据えた独自のプログラムも定着し、さらなる躍進を図る。

成城中学校・成城高等学校
栗原卯田子 校長

 栗原卯田子校長は、毎朝校門に立ち続け、登校する生徒たちに声を掛ける。都立小石川中等教育学校の校長を経て就任して5年目の春、伝統校の風景は着々と変化している。

 根本にある教育理念は、校章「三光星」が象徴する「知・仁・勇」を備えた人間力の高いリーダーの育成だ。文武両道の校風を受け継ぎながら、グローバル時代に対応した教育を展開している。

 「私の考えるグローバル時代の“知”とは、自ら課題を発見し解決策を考える力、“仁”とは、自分のためだけでなく多様な文化を持つ人々と協働する力、“勇”とは物おじせず自分の意見を論理的に表明し実践する力のことです」と、栗原校長は説明する。

 同校が2013年からスタートした、成城版「エンパワーメント・プログラム」は、単なる英語研修ではなく、まさにこの三つの力を養うための試みだ。

 米国の名門カリフォルニア大学と連携して、多様な文化や価値観を有する学生たちを招き、英語をツールとしたコミュニケーションを通じて、チームで議論、企画、発表する力を養う。

 「プログラムはすっかり定着し、“リピーター”の中にはスカラシップを受けてよりハイレベルな学外プログラムに参加する生徒もいます。

 大人しかった生徒がポジティブになり、積極的に自己を表現する姿を見るのはとてもうれしいです」と、栗原校長は手応えを語る。

個性や主体性を伸ばす課題研究を実施

 同校に継承されている伝統には、学習面での「自学自習」の実践がある。その象徴となるのが、新校舎建設に伴い復活した「自修館」(自習室)だ。

 「自修館」は7時30分から19時まで開室しており、進路指導室に隣接している。さらに放課後は常駐するチューターが生徒の学習をサポートするなど、部活との両立を支援する環境を整えている。

7時30分から19時まで開いている自習室「自修館」。卒業生がチューターを自ら買って出ることもある

 また自主的な学習意欲を育成するため、各学年で多様な課題研究が活発に行われている。「例えば、中2では“環境地図の作成”を行います。自分が住む地域を歩き回り、独自の視点で環境地図を作るのですが、昨年ある生徒の作品が国土交通省国土地理院長賞(最高賞)を受賞、国土地理院のポスターに採用されました。

 課題研究は個性や主体性を伸ばす、探究型のアクティブラーニングとして力を入れています」(栗原校長)。

 15年には創立130年を迎えて新校舎や人工芝の広いグラウンドが完成、保護者へのアンケート調査では、子どもたちが「学校が楽しい」「友達がいる」と語る割合が年々上昇しているという。

 90年以上の伝統を誇る臨海学校では、高2生が補助員として中1の遠泳をサポートするなど、先輩が“憧れ”の存在としてロールモデルとなる。

 栗原校長の下、伝統を継承しながら変化を恐れない試みが、新たな伝統を生み出している。
 


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学校データ

成城中学校・成城高等学校

最寄駅
都営地下鉄大江戸線
「牛込柳町」

所在地
162-8670
東京都新宿区原町3-87

TEL
03-3341-6141~4

URL
http://www.seijogakko.ed.jp/

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