10月20日、新政権が発足した1月に、閣僚に女性やマイノリティが少なすぎると批判を受けたトランプ大統領は、官僚機構全体においては、最終的にダイバーシティ(多様性)を実現すると約束した。写真は1月、ホワイトハウスで閣僚に囲まれるトランプ大統領(2017年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン 20日 ロイター] - 新政権が発足した1月に、閣僚に女性やマイノリティが少なすぎると権利擁護団体から批判を受けたトランプ大統領は、官僚機構全体においては、最終的にダイバーシティ(多様性)を実現すると約束した。

 だが、それから半年かけて、政治任用の対象となる1000人を超える上級官僚の任命を終えた時点での、トランプ政権全体の性別や人種構成はどう変わっただろうか──。

 最近公開された公式データによれば、政権幹部レベルと似たり寄ったりだ。つまり、白人の男性がほとんどなのだ。

 米連邦政府の人事管理局データをロイターが分析したところ、共和党トランプ政権が任命した政治任用職の88%が非ヒスパニック系の白人で、62%が男性だった。

 参考までに、民主党オバマ前政権の最終年度では、非ヒスパニック系白人の割合が67%、男性は47%と、米国全体の人口構成に近づいている。2016年国勢調査のデータによれば、非ヒスパニック系白人は61%、男性は49%だ。

「現政権はこれまでのところ、直接的な意味で、多様性をまったく重視していない」。政府機関職員の任命状況を調べている超党派のパートナーシップ・フォー・パブリック・サービスのマックス・スティア―代表は、ロイターの分析結果を見て、そう述べた。