[東京 31日 ロイター] - キリンホールディングス<2503.T>は31日、バイオ医薬品の米アムジェン<AMGN.O>との合弁契約を終了すると発表した。8月3日の取締役会で決議し、アムジェンとも合意したという。キリンHDの合弁の持分を858億円でアムジェンが取得する。

アムジェンは、複数の国で公正競争当局への事前届け出を行う。株式譲渡は、これらの国々での独禁法をクリアした後に行われるため、連結除外や特別利益の計上時期は未定。キリンHDの広報担当者は「売却益220億円を17年12月期か18年12月期に計上することになる」と述べた。

両社は、1984年に持分比率50対50の合弁会社「キリン・アムジェン」を設立し、医薬事業を行ってきた。キリングループが日本とアジア、アムジェンが欧米を中心とし、キリングループでは、協和発酵キリン <4151.T>がライセンスを受け、医薬品の開発、製造、販売を行っていた。株式譲渡後も協和発酵キリンのライセンス契約の権利は変わらないため、事業に変化はないという。

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(清水律子)