[ニューヨーク 31日 ロイター] - 米先物取引所運営大手のCMEグループ<CME.O>は31日、規制当局の承認を待って、仮想通貨ビットコインの先物を今年第4・四半期中に立ち上げる意向を明らかにした。

新たな先物は、CFビットコイン参考基準レート(BRR)を元に、現金で清算される。

発表を受け、ビットコイン価格は6400ドルを突破し、最高値を更新。ビットスタンプ取引所<BTC=BTSP>では一時約4%高の6351ドルをつけた。同価格は年初から約555%急騰している。

ビットコインやブロックチェーン(分散型台帳技術)関連事業を展開するライオット・ブロックチェーン<RIOT.O>のジョン・オルーク社長は「先物はビットコインのボラティリティを管理する手助けになるかもしれない」と語り、機関投資家の強力な援軍になると予想した。

CMEのブライアン・ダーキン社長は9月に一部メディアに対して、短期的にビットコインの先物上場は考慮していないと述べていた。しかし先物取引の要望が無視できないほど強かったもようだ。

テリー・ダフィーCME会長兼最高経営責任者(CEO)は「進化する仮想通貨市場への顧客の関心が高まっている点を踏まえ、ビットコイン先物の導入を決断した」と説明した。

CMEのライバルであるCBOEグループも、米当局にビットコイン先物とビットコインの上場投資信託(ETF)の取り扱い承認を申請している。

こうした動きについてRCMオルタナティブのグローバル先物オプション担当ディレクター、グレッグ・アダムシク氏は「ビットコインやブロックチェーンに参加したいと考えている人は多いので、幅広く受け入れられるのは間違いない。人々が(ビットコインを)保有しやすくなるはずだ」と話した。