10月31日、10月の日経平均株価は上昇が19日、下落が2日となり、「勝率」は90.5%と過去最高になった。写真は日銀本店。9月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 31日 ロイター] - 10月の日経平均株価は上昇が19日、下落が2日となり、「勝率」は90.5%と過去最高になった。企業業績の拡大期待や、衆院選での与党大勝のほか、緩やかながらも金融引き締めに向かう欧米と対照的に日銀の超緩和的な金融政策が継続するとの観測も強まり、海外投資家の資金が流入。

 史上最長の16連騰も記録するなど歴史的な1ヵ月となった。

下げない相場

 31日の日経平均は前日比で一時171円安となった後、押し目買いで持ち直し終値は0円06銭安となった。市場筋によると、月間の下落日数が最も少なかったのはこれまで2015年5月の2営業日。きょう上昇して取引を終えれば新記録だったが、わずかに及ばなかった。

 ただ、1ヵ月間の騰落日でみた「勝率」は、15年5月の88.9%(16勝2敗)を上回り90.5%と過去最高。16連騰中は低いとされた上昇率も月間では8.1%と2年ぶりの高さで、15年5月の5.3%を大きく上回っている。

 今年10月の特徴は「下げない相場」だった。15年5月に日経平均が下落した2日は、239円安、194円安と比較的大きな下げがあった。

 だが、今年10月は97円安と6銭安。過熱感は強いものの、利食い売りをこなして上昇し、月間上昇幅も1655円33銭と2年ぶりの大きさとなった。