[東京 1日 ロイター] - 石井啓一国土交通相は1日の閣議後会見で、日産自動車<7201.T>などの工場で新車の品質や安全性を出荷前に最終確認する「完成検査」に無資格者が従事していた問題で、再発を防止する効果的なチェックのあり方などについて「見直すべき点がないか検討したい」と述べた。

日産から再発防止策が整ったとの報告を受け、国交省は同日午前、日産自動車九州(福岡県苅田町)の工場へ立ち入り検査を実施。石井国交相は、完成検査が確実に実施できる体制になったかどうかを「確認する必要がある」と語った。

不正発覚後も無資格者による検査を続けていた日産は現在、国内に6つある完成車工場すべてで国内向け車両の出荷を停止中。再発防止体制に問題がないと同省が判断すれば、日産は出荷を再開する方針だ。

有資格者の監督下で資格を得るための研修として無資格者が検査に関わっていたSUBARU(スバル)<7270.T>については、石井国交相は、群馬製作所(群馬県太田市)への立ち入り検査の結果、完成検査が適切に実施されていることを確認したと明らかにした。

(サム・ナッセイ、白木真紀)