[東京 2日 ロイター] - 英広告代理店大手WPP<WPP.L>は、ベインキャピタルによるアサツーディ・ケイ(DK)<9747.T>の株式公開買い付け(TOB)を巡り、法的措置を検討していると明らかにした。

アサツーDKの筆頭株主で約25%を保有するWPPと他の株主は、TOB価格について、アサツーDKの企業価値を大幅に過小評価しているとし、反対している。

WPPは、東京地裁などに対して、アサツーDKによる提携解消は無効であることを確認する申し立てを行う方針。また、アサツーDKはWPPに対して、同社の株式売却を要請したり強制したりする権利はないと主張している。

アサツーDKは先月、WPPとの資本・業務提携の解消を発表。WPPに対して、保有する同社株をベインキャピタルに売却することを要請した。

アサツーDKはこの日、業務提携の終了に関する通知をWPPから受け取ったと発表した。

アサツーDKは提携解消に伴って予定しているWPP株式の売却に関連して、米モルガン・スタンレー<MS.N>とデリバティブ取引の契約を結んだが、この契約についてWPPは提携協力契約に違反すると主張しているという。

一方、アサツーDKはWPPの主張する契約違反はないとしている。

*内容を更新しました。