[北京 2日 ロイター] - 中国政府は、過度の貿易黒字が国民に悪影響を与えているとして、消費財への輸入関税を引き下げ、輸入促進のための銀行融資を奨励する方針を明らかにした。商務省高官が2日、記者団に語った。

大幅な貿易黒字を続ける中国は、高い輸入関税を課すなどの不公平な貿易慣習によって国内企業を保護していると米国などから批判を受けている。

商務省の高官は「中国の貿易黒字を減らすことが国民がより大きな満足を得られる唯一の方法だ」と語った。

同省の別の高官によると、中国政府は消費財への輸入関税を引き下げ、銀行に輸入融資の拡大を奨励し、先端技術機器や重要部品の輸入を増やす方針。

関税引き下げの対象となる消費財の詳細は明らかにしなかった。

トランプ米大統領は1日、アジア5カ国の歴訪に先立ち、米国の対中国貿易赤字は「ひどい」と述べた。来週の訪中では、通商問題が主要な議題となる見通しだ。