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カイゼン!思考力

何度も言われ続けると…
――ラベリング・テクニックの誤用

嶋田 毅 [グロービス 出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問]
【第72回】 2011年11月11日
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陥りがちな思考の罠に迫る「カイゼン!思考力」。今回は、「ラベリング・テクニックの誤用」を取り上げる。

――問題です

 以下のAさんの問題は何か。

 Aさんはある企業の管理職。部下に対して以下のようなコミュニケーションをする癖がある。

 「B君、君は典型的な『でもしか』タイプだな。他にアイデアがないから、とりあえずこれでもやっておくか、という感じで仕事を進めているね。まあ、君のようなバックグラウンドだとそういうタイプが多いんだよね。そういう習慣ってなかなかかわらないものだから、まあ仕方ないかな」

 「Cさんは、いまどきの『草食系男子』ならぬ『草食系女子』だね。チャンスがあるのに積極的にそれを狙いに行くということをしないな。アグレッシブさがちょっと不足気味かなあ。まあ、アグレッシブじゃなくても結果さえ出してくれれば別にいいんだけどね」

 「D君は典型的な頭より先に足が動いちゃうタイプだね。昔の営業マンのスタイルだな。いつまでそのスタイルが続くかぜひ挑戦してみてくれ。そういうタイプが一定いることも悪くはないだろう」

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嶋田 毅 [グロービス 出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問]

東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社、主に出版、カリキュラム設計、コンテンツ開発、ライセンシングなどを担当する。現在は出版、情報発信を担当。累計120万部を超えるベストセラー「グロービスMBAシリーズ」や、「グロービスの実感するMBAシリーズ」のプロデューサーも務める。
グロービス経営大学院や企業研修においてビジネスプラン、事業創造、管理会計、定量分析、経営戦略、マーケティングなどの講師も務める。また、オンライン経営情報誌 GLOBIS.JPなどで、さまざまな情報発信活動を行っている。


カイゼン!思考力

ビジネスパーソンが日常生活やビジネスの現場で陥りがちな思考の罠。そんな罠になぜ人ははまってしまうのか――。その謎と罠に陥らない方法に迫ります。

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