[マドリード 2日 ロイター] - ベルギーに滞在中のカタルーニャ自治州のプチデモン元首相にスペインは逮捕令状を発行する見込み。プチデモン氏はこの日、証言のために裁判所へ出廷するよう求められていたが、現れなかった。

これを受けて検察庁は逮捕状を請求した。

プチデモン氏の弁護士、ポール・ベカルト氏は、スペインの状況は「良くない」とし、プチデモン氏が同国といくぶん距離を置くことを希望していると述べた。「要求されれば、スペインとベルギーの司法局に協力する」とした。ベルギーでロイターの質問に応じた。

最高裁判所のレスメス長官は「証言するための召喚命令を受けたにもかかわらず出廷しなければ、スペインでも他のEU国でも、通常は逮捕令状が発行される」とした。

カタルーニャ自治州では多くの人が、プチデモン氏の行動が軽率だと捉えるようになってきている。同州の有力紙el Peridicoは1日付の1面に「首相、もうたくさんだ」と掲載。独立賛成派の町、ベルガで年金生活をするある男性はプチデモン氏がベルギーに出国したことに困惑していると述べた。

プチデモン氏と同時に解任された州内閣の9名の証言が終わった後、高裁の判事がプチデモン氏の逮捕令状について判断する。

最高裁はまた、州議会カルマ・フルカデイ議長を含む5名の議員を召喚した。最高裁は議員の不逮捕特権で守られている人を対象とした案件を取り扱う。弁護の準備に1週間猶予を与え、証言を11月9日に実施することとした。