[北京 3日 ロイター] - 財新/マークイットが発表した10月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は51.2と、1年9カ月ぶり低水準だった前月の50.6から小幅上昇した。

PMIは50を上回れば景況拡大を、下回れば悪化を示す。

31日に発表された中国国家統計局の10月の非製造業PMIは54.3で、9月から低下したものの底堅い改善を示した。

財新のPMIの調査対象は、大手国有企業よりも景気の影響を受けやすい中小企業が中心。一方、国家統計局PMIの主な調査対象は大手企業。

財新のPMIでは、素材や燃料などの投入コストと労働コストは引き続き上昇しているものの、企業はサービスの価格を約2年ぶりに速いペースで引き上げており、利益率は悪化していないことが示された。ただ、インフレ圧力が高まっている可能性がある。

製造業とサービス部門を合わせた総合指数は51.0と前月から0.4ポイント低下し、2016年6月以来の低水準となった。

CEBM・グループのディレクター、Zhengsheng Zhong氏は「10月の財新PMIは、第4・四半期初めの景気が比較的弱い状態だったことを示している。ただ、大きな下振れリスクがない限り金融政策が緩和される可能性は低い」と説明した。