[3日 ロイター] - 米商務省が発表した9月の貿易収支は435億ドル(訂正)の赤字となり、赤字幅は前月比1.7%増加した。モノとサービスの輸出が増加したものの、輸入が大きく増加したことで効果が相殺されたことが背景。ロイターのエコノミスト調査では貿易赤字は432億ドル(訂正)への増加が予想されていた。

8月の貿易赤字は428億ドル(訂正)と、従来発表の424億ドル(訂正)から上方修正された。

9月の貿易赤字はインフレ調整後は622億ドルとほぼ横ばい。米経済成長率は第3・四半期は年率3.0%だったが、貿易の貢献度は0.41%ポイント。貿易がGDPの押し上げに貢献したの3四半期連続となる。

商務省は大型ハリケーン「ハービー」、「イルマ」、「マリア」による影響について、「ソースデータに含まれている」とし、統計にハリケーンがどの程度の影響をもたらしたか切り離して分析することはできないとした。

9月はモノとサービスの輸出が1.1%増の1968億ドルと、2014年12月以来の高水準となった。モノの輸出も2014年12月以来の高水準。サービスの輸出は過去最大となった。ただ消費財は減少。対中輸出は1.1%減少した。

モノとサービスの輸入は1.2%増の2403億ドル。 食料品と資本財の輸入が過去最大となったほか、原油以外の輸入が2015年3月以来の高水準となった。

中国からの輸入は0.8%減少。この結果、米国の対中貿易赤字は0.7%減の346億ドルとなった。対日貿易赤字も縮小した。

*日本時間4日配信の以下の記事で、本文1段落目の9月の貿易赤字を「4350億ドル」から「435億ドル」に、エコノミスト予想を「4320億ドル」から「432億ドル」に、2段落目の8月の貿易赤字を「4280億ドル」から「428億ドル」に、速報値を「4240億ドル」から「424億ドル」にそれぞれ訂正します。