[ニューヨーク 3日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨に対し幅広く上昇。朝方発表された10月の米雇用統計が精彩を欠く内容となったことを受け下落したものの、その後発表された米製造業受注や非製造業総合指数が予想を上回ったことを受け、上げに転じた。

終盤までに、主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は10月27日につけた約4カ月ぶり高値に迫った。

ユーロ/ドル<EUR=>は下げに転じ、今週初めの10月30日以来の安値をつけた。ドル/円<JPY=>も一時の下げから切り返し、7月半ば以来の高値をつけた。

10月の雇用統計は、非農業部門就業者数が前月から26万1000人増と、2016年7月以来の大幅な増加となった。ただ市場予想の31万人増は下回った。

一方、米供給管理協会(ISM)が発表した10月の非製造業総合指数(NMI)は2005年8月以来の高水準となり、市場予想も上回った。

9月の製造業受注は2カ月連続でプラスとなり、市場予想を上回った。民間設備投資の先行指標となる資本財から国防関連と航空機を除くコア資本財も堅調だった。

コモンウエルス・フォーリン・エクスチェンジの首席市場アナリスト、オマー・エシナー氏は「大局的に見れば、米連邦準備理事会(FRB)は12月に利上げし、2018年も3回の利上げを実施する用意がある。これは他の大半の主要中銀と比べ、タカ派的な見通しと言える」と述べた。

週間では、ドル指数は3週連続で上昇。前週は約1年ぶりの大幅な上昇率を記録していた。

ドル/円 NY終値 114.06/114.09 <JPY21H=>

始値 114.07 <JPY=>

高値 114.42

安値 113.66

ユーロ/ドル NY終値 1.1607/1.1611 <EUR21H=>

始値 1.1642 <EUR=>

高値 1.1690

安値 1.1599

(表はロイターデータに基づいています)