[フランクフルト 3日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は3日、ECBが前週の理事会で資産買い入れの延長を決定したことがユーロ圏資産に対する投資の呼び込みにつながれば、ユーロ相場の上昇につながるとの考えを示した。

ECBは10月26日の理事会で、現在月額600億ユーロとしている債券買い入れの規模を来年1月から月額300億ユーロに半減させることを決定。ただユーロ圏には緩和継続が必要との判断から、買い入れを少なくとも来年9月末まで継続することも決めた。

クーレ専務理事はワシントンで開かれたイベントで「米連邦準備理事会(FRB)は現在、積極的にバランスシートを縮小しているが、ECBは前週、資産買い入れプログラムの延長を決定した。これにより一部投資家の間で、米ドル建て資産からユーロ建て資産へのポートフォリオの緩やかな再均衡化が予想された可能性がある。こうした動きはユーロの支援要因になる」と述べた。