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グローバル競争を勝ち抜く組織人材戦略

イノベーションに必要な
経営者の人間力

大西 俊介
【第3回】 2017年11月10日
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 前回は、新たなグローバリゼーションの枠組みが進行する中で、今後どのような人材が必要とされるのか。前回は、知識・経験の領域において、社会科学的要素と理数工学系要素のハイブリッドが求められることについて書きました。加えて、イノベーションを促す発想力を後天的に発言させるために必要な芸術的感性についても触れました。

 今回は人材要件の後編です。ニューグローバリゼーションの世界において必要とされる、本質的な人間力について、ポイントとなることを書いてみようと思います。ここで述べることは、これまでと同様に、日系企業が海外事業を拡大していく際において、または日本市場がグローバル企業の先進性を受け入れる際において、必要ではないかと感じるようなところです。

 日本企業と欧米アジアの企業の両方で働く中で感じたこと、またそのうちコンサルタントやコンサルティング会社の経営者として働く中において、伸びるコンサルタントと沈没するコンサルタントを見ながら、感じたことです。もちろんコンサルタントと経営者では人材要件は同じではありませんが、双方にふれるようなポイントを3点ほどお話ししたいと思います。

 本論に入る前に、語学についてはここではあえて触れることはよそうと思います。必要最低限の語学力はもちろんですし、より深く効率的なコミュニケーションを実現する語学力が必要なことはいうまでもありません。日本人の優秀なエンジニアに語学の実力を尋ねると、残された自分の課題である、といった返事が返ってくることが多いのですが、残念だなと思います。背中を押してあげる人や仕組みが必要です。

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大西 俊介
[インフォシスリミテッド 日本代表]

おおにし・しゅんすけ/1986年、一橋大学経済学部卒業後、同年日本電信電話株式会社に入社、株式会社NTTデータ、外資系コンサルティング会社等を経て、2013年6月より、株式会社NTTデータ グローバルソリューションズの代表取締役に就任。通信・ITサービス、製造業界を中心に、海外ビジネス再編、クロスボーダーな経営統合、経営レベルのグローバルプログラムの解決等、グローバル企業や日本企業の経営戦略や多文化・多言語の環境下での経営課題解決について、数多くのコンサルティング・プロジェクトを手掛ける。NTTデータグループの日本におけるSAP事業のコアカンパニーの代表として、事業拡大に貢献した。SAP2017年1月1日、インフォシスリミテッド日本代表に就任。著書に「グローバル競争を勝ち抜くプラットフォーム戦略」(幻冬舎)等がある。

グローバル競争を勝ち抜く組織人材戦略

グローバル化とその揺り戻しともいえる保護主義が錯綜する世界のビジネス環境。そこで生き残る企業の条件を、外資系IT企業日本代表の立場で論考する。

「グローバル競争を勝ち抜く組織人材戦略」

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