11月3日と4日に中野サンプラザで開催された“秋のヘッドフォン祭 2017”。アユートは「AK70 MKII」や「Michelle Limited」をメインに展示。参考展示も多く注目を集めていた。

ヘッドフォン祭(小林撮影)

 話題を集めている劇場アニメ「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」とのコラボレーションモデル「AK70 MKII 劇場版 Fate/stay night [HF]」の実機も初展示。パープルカラーを採用し、ボリュームダイヤルに魔法陣、間桐桜の髪飾りと色を合わせたレッドリングをあしらっている。前面に作品タイトル、背面には桜とセイバーの描き下ろしオリジナルイラストをレーザー刻印している。

 レザーケースはアイボリーで、ロゴを浮き彫り。特典として、桜、セイバー、凜の録り下ろしスペシャルボイスメッセージをプリインストール。ハイレゾ音源で、アートワークもオリジナルデザインとなる。

ヘッドフォン祭(小林撮影)
ヘッドフォン祭(小林撮影)
ヘッドフォン祭(小林撮影)

やたら迫力ある、Astell&Kernのヘッドフォンアンプ

 参考展示されていたAstell&Kernの「ACRO L1000」。重量感あふれる筐体で、どでかいボリューム調節ノブが印象的。デスクトップオーディオ向けのUSB DAC兼ヘッドフォンアンプで、ヘッドフォン出力に加えて、20W+20Wのスピーカー出力も装備している。

ヘッドフォン祭(小林撮影)

 キーボードの左に置いての操作を想定しているそうだ。側面にMicro-USB入力端子、3.5mm/2.5mmバランス出力端子などを持つ。DACチップはAK4490×2基で、出力はアンバランスが5Vrms、バランスが10Vrms。スピーカーアンプの出力は20W(4Ω)。USB DACとしての性能は、PCMが384kHzまで、DSDは11.2MHzまでの再生に対応する。

 SP1000と聞き比べてみたが、DACはSP1000より下位となるもののAC電源からの供給で出力に余裕があるため、音の太さや広がりなどでは勝る印象。海外価格は999ドルとのことで、外に持ち運ばないのであれば、面白い選択かもしれない。何より見た目のインパクトがスゴイ。

ヘッドフォン祭(小林撮影)
ヘッドフォン祭(小林撮影)

 ブースでは“Astell&Kern 5周年”を記念したAK70 MKIIの特別モデルも展示。非売品とのことだが、ヘッドフォン祭を盛り上げるという意味で展示していたという。

ヘッドフォン祭(小林撮影)
ヘッドフォン祭(小林撮影)

DITAの新イヤフォンにも注目

 DITA Audioは、次世代のダイナミック型イヤフォンを開発中。2種類あり、「FEALTY」は音楽的、「FIDELITY」はモニター的な特性になっているという。振動板の素材なども変えているようだ。。

 外観は最上位のDreamに似ているが、チタンではなくアルミ合金を採用しており、Answerの後継的な位置づけになるという。Dreamはアコースティックの特性を最上にするためにチタンを鋳造し、さらにそれを平滑に研磨するといった手の込んだ作業を経ていたが、よりリーズナブルな価格の製品ということで、形状・素材などはコストを抑えている。

 まだ試作機のためアルミむき出しという感じだが、外観の雰囲気はDreamに近く、ケーブルなども同じものが使えるようだ。発売は来年の春~夏を目指している。

 実際に聴いてみるとDreamよりは音が近く、FEALTYはウォームな傾向、FIDELITYは音場が広くワイドレンジな傾向だった。

ヘッドフォン祭(小林撮影)

PCを手軽に高音質化できる5インチベイタイプ

 BURSON AUDIOのパソコンの5インチベイに収納可能なUSB DAC「PLAY」。35kHzまでの高域再生に対応。歪率は0.02%以下。フロント部にヘッドフォンアンプを内蔵。背面にUSB入力端子やRCA出力を装備している。変換ケーブルやブラケットが付属していて、マザーボードから直にサウンドカードの信号を入力し、外部に出力することもできる。高音質なPC自作などに活用できそうだ。

ヘッドフォン祭(小林撮影)
ヘッドフォン祭(小林撮影)
ヘッドフォン祭(小林撮影)

Polyの実機も登場

 ようやく発売が始まるChord Electronicsの「Poly」。Mojoと組み合わせて、SDカードからの再生やネットワーク再生機能を追加できる追加オプションだ。

ヘッドフォン祭(小林撮影)