格安SIM、格安スマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週、一番の注目ニュースはシャープのAQUOS新モデル。フルHD解像度のIGZO液晶搭載など、キャリア向けでも高コスパで話題のモデルがSIMフリーで登場。また、日本通信のソフトバンク版iPhone向け格安SIMに新プラン。税抜月990円から利用可能だ。

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なかなかのスペックながら3万円強という価格で、キャリアの冬スマホの中でも隠れた注目端末と言われている「AQUOS sense」のSIMフリーモデルが発表。セット販売の人気モデルになりそうだ

キャリアの格安スマホキラーと呼ばれる「AQUOS sense」が
SIMフリースマホで登場 高スペックで3万円台か?

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 ドコモ/auから発表されているシャープの新ミドル機「AQUOS sense」。フルHD解像度のIGZO液晶を搭載するなど、高いスペックを持ちながら、キャリアでの一括価格は3万円強。それでいて、毎月の料金が税抜1500円割引になる「docomo with」対象端末であるなど、格安スマホキラー的存在の同機がSIMフリースマホとして登場する。発売は12月上旬の予定。

 SIMフリー版の製品名は「AQUOS sense lite SH-M05」となっているが、スペック/機能的にはキャリア向けの「AQUOS sense」とほぼ同じ。フルHD解像度の5型IGZO液晶を搭載。シャープ自慢のIGZO液晶は高画質であるだけでなく、ノイズの少なさを活かし、画面や指が濡れた状態でも正確に操作できるという。

 そのほかのスペックもオクタコアのSnapdragon 430(1.4GHz+1.1GHz)、3GBメモリー、32GBストレージ、13.1メガカメラ(イン5メガ)、防水防塵対応、おサイフケータイ対応、指紋センサー搭載などミドルクラスの端末としては充実している。

 格安スマホの世界でも、セット販売を中心に国内メーカー製端末は人気だが、ライバルとなる富士通「arrows M04」と比べると、ディスプレー、CPU、メモリー、指紋センサー搭載などでワンランク上の性能。キャリアモデルと同じく3万円強で販売されるようなことであれば、大きな話題になりそうだ。

ソフトバンク版iPhone向けの日本通信の音声SIMに
税抜月990円からの「ジャストフィットSIM」

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 ソフトバンク網に接続し、SIMロックがかかったソフトバンク版iPhone/iPadで利用できる、日本通信「b-mobile S」シリーズ。これまでデータSIMの「開幕SIM」、通話定額がセットになった「スマホ電話SIM」がリリースされてきたが、よりシンプルにデータ通信量だけが付いて、税抜月990円から使える「b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」が発売された。

 「b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」は、段階制の料金プランを採用しており、月1GBまでの通信量だと税抜月990円、そこから1GBを超過するたびに税抜月500円がプラスされ、月10GBが上限となる。

 セットから外れた音声定額についても、1回5分まで定額となるオプションが税抜月500円で追加可能。また、利用する月間通信量の上限をあらかじめ設定できる機能も11月中に提供予定(通信量の超過時は200kbpsに制限)。なお、最低利用期間として5ヵ月が設定されている。

FREETELのMVNO事業が楽天に譲渡
来年1月には「楽天モバイル」ブランドに統合予定

 9月に報道されていたとおりに、「FREETEL」ブランドで知られるプラスワン・マーケティングのMVNO事業が、11月1日に楽天に譲渡された。楽天はあらためてニュースリリースを公開。FREETEL SIMの既存ユーザーは手続きや設定変更などは必要なく、これまでと同様にサービスが利用できるとしている。

 一方でブランドについては、2018年1月をめどに「楽天モバイル」に統合することが予定されている。楽天モバイルは合わせて140万回線を突破。主要キャリアとの競争も激しくなっている格安スマホ事業のさらなる拡大を目指すことになる。

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月1000円前後の人気格安データ通信サービス(税込)
(音声通話付きのSIMは前回分をクリック

月1500~2000円台の人気格安データ通信サービス
(すべて税込)

※1:518円/1GBの追加チャージのみ、購入当月のみの利用で繰り越し不可(他は3ヵ月後の末日まで利用可能)。繰り越し可能な1GBのチャージは1188円。