[上海 4日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は、金融危機の再発防止に向けた戦略として、企業のレバレッジを縮小し、「ゾンビ」企業を排除するため、株式発行による資金調達と直接金融を推進すべきとの認識を示した。4日付の上海証券報が報じた。

同紙によると、総裁は金融資産の配分において市場が「決定的な役割」を担うべきだと指摘。その上で、規制強化の重要性や共産党指導部が金融改革を主導することの重要性も強調した。

中国が金融のシステミックリスクを回避するには「原因と症状の両方」に対処し、「予防的措置と状況に対応した解決策」を積極的に講じる必要があるとの認識を示した。

同総裁は、先月行われた第19回共産党大会に関する一般の理解を深めるため、同紙に寄稿した。

総裁は「(中国は)株式発行による資金調達を積極的に推進し、直接金融の比率を着実に高める」べきと指摘した。

より具体的には、株式発行メカニズムの改革や債務の株式化促進、債券市場の拡充を進めるべきだとした。