[ワシントン/コバール(サウジアラビア) 4日 ロイター] - トランプ米大統領は4日、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコが上場先としてニューヨーク証券取引所(NYSE)を選ぶなら「大変ありがたい」とツイート、公然と新規株式公開(IPO)誘致に向けアピールした。

大統領は「アラムコのIPOをNYSEで行うなら大変ありがたい」と投稿。「米国にとって重要だ!」と続けた。

トランプ氏はこのタイミングでアラムコについて発信した理由は明らかにしていない。

サウジ政府はアラムコ株の5%前後のIPOを来年計画しており、調達額は1000億ドルと、全世界で過去最大のIPOとなる可能性がある。

サウジ当局者らはこれまで、リヤドと海外の取引所に同時上場する計画を明らかにしている。これを受けて、ニューヨーク、ロンドン、香港、東京などが上場先に名乗りを上げている。。

アラムコの広報担当者はトランプ氏のツイートについてコメントしなかった。

NYSEグループ<ICE.N>のトーマス・ファーリー社長は先週リヤドで開かれた会議で、アラムコのIPO誘致を諦めておらず、サウジ当局者らと協議していると語った。

トランプ大統領はツイートでNYSEには触れたが、同じくアラムコのIPO誘致を狙っているナスダック<NDAQ.O>には言及しなかった。

ナスダックはツイッターで米国が「国際企業の最も良い上場先」であるという点で大統領の投稿に同意するが、「世界で最も価値ある5社」が上場しているナスダックがアラムコにふさわしいと主張した。