[4日 ロイター] - ブッシュ元米大統領父子の協力で著書「The Last Republicans」を記したマーク・アップドゥグローブ氏によると、2人とも昨年の大統領選で同じ共和党のトランプ大統領に投票しなかったという。

米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)とのインタビューで明かした。

同氏によると、父親のブッシュ元大統領(93)はヒラリー・クリントン候補に投票し、息子のジョージ・W・ブッシュ氏(71)は、クリントン氏にもトランプ氏にも投票しなかった。

同氏の著書は11月14日にハーパー・コリンズから出版される。

アップドゥグローブ氏によると、ブッシュ氏(父)はトランプ氏と個人的に面識がなかったが、本能的に嫌悪感があったという。2016年の大統領選キャンペーン中に行われたインタビューで、ブッシュ氏はアップドゥグローブ氏に対し、トランプ氏は「ある種のエゴ」に導かれた「ほら吹き」であり、公務へのコミットメントに欠けていると話したという。

また息子のブッシュ氏は、トランプ氏が謙虚さと大統領に必要な見識を欠いていると考えていたという。

ブッシュ氏は、自分が選挙で選ばれた最後の共和党出身大統領になるかもしれないと懸念していたとアップドゥグローブ氏は語り、「当時、(ブッシュ氏は)ヒラリー・クリントン氏が勝つことを懸念していたと思う」と指摘した。

アップドゥグローブ氏は歴史家で、これまでに複数の大統領関連書籍を出版している。