[ 6日 ロイター] - <為替> ドルが対主要通貨バスケット<.DXY>で横ばい。材料難のなか様子見ムードが広がっているという。ドル/円<JPY=>は114円台前半での取引。

<ロンドン株式市場> ほぼ横ばいで取引を終えた。目標株価の引き下げが嫌気されたバークレイズ<BARC.L>が売られた一方で、コモディティ―銘柄が値を上げた。

バークレイズは0.7%下落。ドイツ銀行が、バークレイズの決算が期待外れだったとして目標株価を引き下げた。ドイツ銀行のアナリストは投資家向けのメモで「投資銀行部門の収益状況は引き続き厳しい。ただ市場の見通しは弱気過ぎると思う」と述べ、「買い」とする投資判断を維持した。

一方、銅と原油の値上がりに伴い資源大手リオ・ティント<RIO.L>とアングロ・アメリカン<AAL.L>、BHPビリトン<BLT.L>は1.3%から2.6%上昇した。石油大手のロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>は0.9%高だった。

<欧州株式市場> 小幅続伸で取引を終えた。10月の好調なユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)が材料視されたほか、原油高も追い風となった。

STOXX欧州600種指数<.STOXX>は約2年ぶりの高値圏で小休止となっている。

原油が2015年7月以来の高値に高騰したことを受けエネルギー銘柄が買われた。石油大手のロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>は1.5%上昇し、終値で過去最高値を更新した。

一方、オランダのエネルギーサービス企業、SBMオフショア<SBMO.AS>は13.8%急落。中南米事業における汚職を巡り和解金に2億3800万ドルの引当金を計上したことが嫌気された。当初の和解案がブラジルの捜査当局に拒否され、最大顧客の一つであるブラジルの国営石油会社ペトロブラス<PETR4.SA>の事業に入札できなくなった。

ドイツの通信大手ドイツテレコム<DTEGn.DE>は2.6%下落。ドイツテレコム傘下のTモバイルUS<TMUS.O>と米携帯電話大手スプリント<S.N>の合併協議が打ち切りとなったことが売り材料だった。

<ユーロ圏債券> ドイツ国債の利回りが低下。欧州中央銀行(ECB)が向こう1年間で1300億ユーロ(1500億ドル)近くの資金を再投資する見込みが明らかとなるなか、ドイツ国債への投資額が最も膨らむとの見方から買われた

ECBは、資産買い入れプログラムに伴う償還資金が向こう1年間で総額1298億ユーロとなり、公的部門証券買い入れ(PSPP)の償還資金は1015億ユーロになる見通しとした。

ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>は3ベーシスポイント(bp)低下し0.33%と、約2カ月ぶりの低水準。スペイン10年債利回り<ES10YT=TWEB>やイタリア10年債利回り<IT10YT=TWEB>も低下したが、低下幅は1bp未満にとどまった。