[フランクフルト 6日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)の発表データによると、償還を迎える保有債券は今後1年で1300億ユーロ近くとなることが明らかになった。償還額は再投資が可能となる。

10月のデータでは、債券買い入れはフランスやイタリアなどが引き続き多く、加盟国の出資比率に応じて買い入れる「キャピタルキー」規定から外れていることを示した。

ドイツ債券の買い入れは規定を3億ユーロ下回っており、続いて少ないのがポルトガル、アイルランドでゼロとなっている。

ECBは償還に関する情報を始めて公表、11月以降の12カ月間で月間平均108億ユーロを償還する。これはエコノミスト予想の150億ユーロ程度を下回る。ただ月ごとの振れは大きい。

償還が最大となるのは4月で243億ドル。最小は8月で20億ユーロ。

大部分を占めるのが公的部門証券買い入れ(PSPP)に基づく買い入れ国債の償還で1015億ユーロ。カバードボンドは180億ユーロ、資産担保証券(ABS)は70億ユーロ。

ECBは償還国債は、市場条件が許せば同じ国に2カ月以内に再投資する方針を既に示している。

データからは、この秋の償還は比較的薄め。PSPP関連の償還は10月末までで総額227億ユーロ。11月は総額31億ユーロで、うち22億ユーロが公的部門となっている。

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