[ワシントン 6日 ロイター] - 米財務省は6日、同省の金融調査局(OFR)のリチャード・バーナー局長が12月31日に辞任すると発表した。任期を約1年残しての辞任となる。

OFRは2007─09年の金融危機を受けて、金融市場を監視する目的で設置された。バーナー氏はオバマ政権下で財務省当局者としてOFR創設を支え、13年の発足後は局長を務めてきた。

財務省は後任を発表しなかったが、バーナー氏の退任で後任の指名権を持つトランプ大統領が、政府の監視機関を一段と業界寄りにする可能性がある。

OFRは金融規制改革法(ドッド・フランク法)に基づいて設置され、データ収集や金融市場のトレンド分析を通じて、米経済にとって脅威になり得るリスクを早期発見する役割が課せられた。共和党は不要な機関だと主張し、トランプ政権は5月、同局の予算25%削減を提案した。